2012年6月2日土曜日

水冷ワークの溶接について

電子ビーム溶接は、銅、アルミの溶接が得意であることから、
水冷ワークの溶接に良く用いられています。

写真のワークは素材はA5056。本体に水路を掘った後、2㎜の蓋を
かぶせて電子ビーム溶接を行なっております。
















水冷ワークは熱伝導性の良い材料を使うため、溶接が難しいのに加え、
蓋が薄いので、熱が入ると歪みやすいという問題があります。
局所的に大きな熱量を入れることができる電子ビーム溶接は、非常に
適した溶接方法です。